「好きなことを仕事にするな」が正解?”好きを仕事に”の罠と適性
皆さんこんにちは。男前女子ブログの編集長、ごっつぁんです。
「好きなことを仕事にしよう」
SNSや広告で、耳にタコができるほど聞かされるこの言葉。
とても魅力的ですよね。でも、心のどこかで
「現実ってそんなに甘くないでしょ」と冷めた目で見ている自分がいませんか?
本日は、私がとても尊敬している「人生の師匠」から伺った、
非常に現実的で、少し耳が痛いかもしれない本質的なお話をシェアします。
もしかすると世間の風潮とは逆行するため、反感を買う内容かもしれませんが、
誰かに依存せず自立を目指す大人の生存戦略として「そういう視点もあるのね」と面白がって読んでもらえれば幸いです。
「好きなことを仕事に」は転職業界の幻想?
好きでお金を稼ぐ難易度の高さを直視する
「好きを仕事にしてお金を稼ぐ」というのは、実は絶望的に難易度が高いミッションです。
例えば、野球が大好きだからといって、誰もが大谷翔平選手のようになれるわけではありません。
凄まじい努力と類まれなる才能が必要であり、「好き」という感情論だけでプロとしては成り立たないのです。
みんなが好きで、お金を払ってでもやりたいと思うような分野で、人より突出した成果を出し、
さらにお金をもらえるレベルに到達するのは、本当に一握りの天才だけという厳しい現実があります。
転職業界が作り出した「理想と現実」のループ
では、なぜこれほどまでに「好きなことを仕事に」という言葉が世の中に溢れているのでしょうか。
身も蓋もない言い方をすれば、これは某有名人材会社をはじめとする「転職業界」が囁き出したことで広まった幻想であり、
彼らにとって都合の良いポジショントークの側面があります。
「もっとあなたに合う、好きな仕事が他にあるはずだ」と煽ることで、
理想と現実のギャップ(アンマッチ)に悩む人が増えます。
結果として人々が転職を繰り返してくれれば、人材業界が最も潤う仕組みになっているのです。
耳障りの良い言葉の裏には、こうしたビジネスの構造が隠れていることも、
物事の本質を見抜く男前女子としては知っておくべきでしょう。
「好きなことを仕事にするな」と言われる本当の理由
好きだから続くのではなく、成果が出るから好きになる
多くの人は「好きなことだからこそ、辛くても続けられる」と精神論で考えがちです。
しかし、人間の心理や論理は実はその逆。「適性があるから成果が出て、成果が出るからその仕事が好きになる」のです。
先ほどの野球の例で考えてみましょう。どんなに野球が好きでも、
打席に立つたびに空振りばかり、守備ではエラーの連続……
そんな状態が何年も続いたら、次第に苦痛になり、早起きして練習に行くことは続けられなくなります。
逆に、最初はそこまで興味がなかった分野でも、やってみたらポンポンとホームランを打てて、
自分の考えた通りに技が決まって周囲から絶賛されたらどうでしょう。
その瞬間の嬉しさや快感からのめり込み、結果として「この仕事が好きだ」に変わっていくのが、人間の自然な心の動きです。
仕事選びで本当に重要なのは、最初から好きなことを見つけることではなく、「適性があること」をやることなのです。
感情に流されず、成果が出るまで「踏ん張る」
適性がある仕事を見つけたとしても、最初から最後まで何の苦労もなく成果が出続けるわけではありません。
ウサイン・ボルトのような人類最速の才能(適性)を持った人でさえ、赤ちゃんの頃は立ち上がろうとして何度も転び、痛い思いをしたはずです。
そこで「痛いからやめた」と諦めていたら、世界一速く走れるようにはなりません。
スポーツ選手がスランプに陥るのと同じように、仕事でも歯車が狂ってうまくいかなくなる時期は必ず来ます。
その時に、元の状態に戻して再び成果を出すためには、感情に流されず、ある程度我慢して「踏ん張る」フェーズが絶対に必要になります。
好きより「適性」で選ぶ、大人の生存戦略
割り切りから始まる仕事の楽しさとROI
そもそも仕事である以上、辛くて嫌なことがあるのは当たり前です。
もし楽しくてタダでもやれるようなことであれば、他人もタダでやるため、大きなお金にはなりません。
お金をもらえるのは、他人が「その価格以下ではやりたくない」と思うような面倒な部分、嫌な部分を請け負っているからです。
「好きなことを仕事にする」という夢見がちな考えは一旦捨て、ある程度は仕事だと「割り切って」我慢する。
そして、自分に適性のある分野で踏ん張り、パフォーマンスを上げて成果を出す。
その達成感を経て、結果的に「やってよかった」と楽しくなり、その仕事を好きになっていく。
これこそが、メンタルを無駄に消耗しない理知的な働き方であり、投資対効果(ROI)の高い戦略です。
心から仕事を好きになるための大前提(正しい倫理観)
ただし、適性があって成果が出れば何でも良いわけではありません。
いくら成果が出て数字が取れたとしても、人を騙したり、社会を悪くしたりするような「後ろめたさ」のある仕事であれば、心から好きになることは不可能です。
社会や誰かを幸せにする、価値ある仕事をしているという「正しい倫理観」という大前提があってこそ、
成果が出た時に胸を張って、心底その仕事を好きになれるのです。これは私が大切にしている人格の基盤にも通じます。
まとめ:厳しい現実を突破した先に本当の楽しさがある
「好きなことを仕事に」という都合の良い謳い文句に流されるのは、もう終わりにしませんか。
厳しい現実にしっかりと目を向け、自分の「適性」という武器を使って全力でもがく。
そうやって壁を突破し、成果を出した先にこそ、本当の意味での「働く楽しさ」が見えてくるものです。
そしてその時には、あなたはすでにその道を切り拓いたプロとして、
どこへ行っても通用する確固たる力を身につけているはずです。
自分の責任は自分で取る、そんな自律した「男前女子」として、今日からまた目の前の仕事に全力でコミットしていきましょう!
男前女子の「武器」になる一冊
自分の適性を見極め、最短距離で成果を出す。その具体的な思考法を身につけたいなら、
安宅和人さんの『イシューからはじめよ』は避けて通れないバイブルです。
「解くべき問題(イシュー)」が何なのかを見極めず、ただ闇雲に努力するのは、この本でいうところの「犬の道」。
つまり、疲弊するだけで成果が出ない最もROIの低い働き方です。
今回の記事で書いた「踏ん張る」という行為も、正しいイシューに対して行わなければ意味がありません。
自立したプロとしてどこでも通用する力をつけたいなら、まずはこの一冊を読んで「バリューのある仕事」の定義を脳に叩き込んでおきましょう。
Amazonへ⇨イシューからはじめよ[改訂版]――知的生産の「シンプルな本質」
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