優れるより異なれ、というお話。

優れるより異なれ、というお話。

優れるより異なれというお話

非常にお世話になっている上司によるありがたいお言葉の備忘録。
本当に学びになることが多いので、その自分自身における整理と、少しでも多くの人たちにシェアできて良い人生を送るヒントになれればな、という思いで記録します。

昨今では「中田敦彦」さんの名言として認知されつつあるようですが、
私はそれとは異なる、人生の師匠から教えを受け続けている言葉をシェアします。

人生の師匠は前から色々な人に「優れるより異なれ」という話をしているそう。
それはなぜか?というところから、お話しします。

Bonne Annee!

年々、何か優れるよりも異なることのほうがプライオリティが高まってきている

誰かより優れること、これは頑張ればできるかもしれないが優れているだけでは生き残ることが難しい世の中になっている。
それは時代の変化によって求められる仕事・技術・スキル・サービスetc..が日々変わっており
必ずしも、一つの分野で突出したスキルを持っていたとしても、それはすぐに必要とされなくなる可能性が高い。

ではどうするか??

その時に重要なのが
他者とは圧倒的に異なる、自分なりの「何か」という独自性を作り他の人に変えられない価値を作ることが大事。
日本のような平均値を求められる社会に慣れているとこの感覚を忘れがちになる。

大事なのは他者との違いを作る・違いを出すことを主体的に招き入れる努力を怠らないことなのだ。
もし、それを自主的にコントロールできれば、より良い成果・納得感を自分で得られるようになり
より良い人生を送れるようになる。

では、「人と異なる」ためにどう違いを作っていくのか?

・打ちひしがれたときに立ち上がる原動力は何なのか?
・立ち上がる時に自分の個性は何なのかを考え言語化すること。

違いを生むために、まずオリジナリティを認識し定義しその上で、努力を重ねる。
これはもちろん、本当に「違いなのかどうか?」それが正しいかどうかはわからない。
ただし、この積み重ねが実は非常に重要。

実際に、歳を経るごとに私はその重要性を感じている。
ただ、そのためには誰よりも努力しなければならないことを強く強く意識し取り組むこと。

オリジナリティを育んでいき、自分の大事なことを追求していこう

限られた時間の中で、どんな努力をするのか。
その努力の仕方すら違いを作って取り組んでいくことが大事。

例えば、自分が全く興味のない難しい本を読む
あえて全く関係のない業界について業界構造を調べる
そんなことでも良い。それがプラスになると思えば時間を割いて、寝る間を惜しんでやってみれば良い。

自分らしく・自分なりにのバリューをどうつけていくか
異なるというのはどういうことなのか
自分の名誉をのっけてでも、やってみる価値があるのではないか。

今からでも良い。
まずは現在の自分を知ることから始めていこう。

本日の諺:門前の小僧習わぬ経を読む

ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまう。環境が人に与える影響の大きいことのたとえ。
一度も習ったり教わったりしたことがなくても、その環境にいるだけで自然と覚えているということ

由来:寺の門の前に住む子供は、毎日お坊さんが唱えているお経を耳にすることから、自然に記憶として残っており、習っていないお経を読めてしまうということが由来

その環境に、意図せず浸かっていてはいけませんよ。
自分で意図して環境すら変えていこう。