結婚制度を調べてみた
結婚観について
私は結婚観があるかというと、あまり強くはありません。
家事嫌い。仕事ずっとやっていきたい。お金も自分で稼ぎたい。社会にインパクトを出し続けていたい!
色々考えた挙句
本当は自分は「自分の遺伝子を世に残したい」という想いの方が強いのだなと結論づけました。
一緒に育ててくれる相手は、必ずしも結婚相手でなくても実現可能なのではないかと。
ただ、30代過ぎたら結婚して、子どもを産んで、育てつつ両親へ親孝行をしていく、というストーリーが大半。
そうでないと「何故結婚しないんだ!」とか「負け組」「え、なにか欠陥があるの?」「理想高すぎ」とか言われたりします。はい。
ここ最近は「本当に結婚は幸せなのか?」という疑問を強く感じていて
この生きづらさって何なのだろう。と思い、調べてみました。
結婚制度について
結婚制度とは何か?
「結婚制度」とは・・・
明治29年に制定
法律婚主義により戸籍法の定めるところに従って,届け出ることによってその効力を生じる。
婚姻が有効に成立するためには,当事者に婚姻をする自由な意思がなければならず、そのほか男 18歳、女 16歳の婚姻適齢、重婚の禁止、前婚の解消、取り消しの日から6ヵ月の経過するまでの女の再婚禁止期間,近親婚の制限などの要件をそなえることを必要とする。
婚姻が有効に成立すると,夫婦は夫または妻の氏を称し,同居・協力・扶助の義務を負い,互いに貞操を守る義務を負う。
また未成年者が婚姻したときは成年に達したものとみなされ (成年擬制) ,夫婦間の契約は婚姻中いつでも取り消すことができる。婚姻中の財産関係は夫婦財産制によって処理される。また,婚姻は当事者の一方の死亡または離婚によって解消される。なお,1994年7月提出された民法改正要綱試案では,婚姻の最低年齢を男女とも 18歳にすること,再婚禁止期間を 100日に短縮することのほか選択的夫婦別姓を認めるなどの内容が盛り込まれ,婚姻に関する規定の見直しがはかられている。
※出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について
ここから見える気づき。
①制定されたのが明治31年
②そのあと、改正案が出されたのは1994年。約100年間変わっていない
③なぜか結婚可能年齢が男女で異なり、女性の方が早い。(なんでっ?!)
④別れた後の再婚禁止は女性だけ。(なんでー?!)
色々と疑問が残ります。
結婚制度が100年変わっていない法律であることには驚き!
100年前って、、、、、
ここここ、こういう時代です。。
古き良き、みたいな。そういう時。
ただ、うっすらと記憶をたどってみると源氏物語では、
光源氏が一夫多妻制を謳歌していた気が・・・
ついでに、明治31年以前の日本の結婚制度がどうなっていたかも調べてみましたが
昔は一般的には一夫多妻制が多く、結婚・離婚の切れ目も明確にあったわけではないようです。
参照:http://marriagescience.seesaa.net/article/120284105.html
では、なぜ一夫一妻制になったのか。近代化が進んだ明治時代。
近代化し外国から多くの人が訪れるようになった日本で、海外からあまりも自由な
男女関係の曖昧さを指摘されたことで、明治政府が急遽制定したとも言われているそう。笑
(キリスト教は貞操観念が強いため)
参照:http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=101135
結論
①やっぱり結婚制度は古かった(事実約100年前の法律)
②昔の日本は、もっと自由だった(一夫多妻制、結婚と離婚の境目も曖昧で外国人がビックリ)
上記を踏まえ、今の結婚制度は明治時代から続く古い制度であり
古すぎる法律を常識として捉われるのではなく「日本国内における文化の一つである」という認識をした上で
「自分はどう生きていくのか。」
ということをゼロベースで考えていった方が良さそうです。
男前な女子におすすめ
日本の古い結婚概念に嫌気がさし、強く生きようと思っている方にはこちらがおすすめ。
上野千鶴子先生